2010釜山建築大展(アイデアコンペ)の案内


 

  



■2次審査結果(発表)

 9月17日に2次審査を実施し、その結果を公表します。(敬称略)

 ○2次審査通過者
  ・木曽川 剛士
  ・小松剛之

 ○奨励賞
  ・下地五月

 ○入賞
  ・寺岡豊博    ・眞野サトル   ・小澤瑞穂    ・谷口 尚史
  ・元 城淵    ・伊原聡一朗  ・津久井 寛之  ・上原 正悟
  ・工藤亜久里  ・谷口 勇貴   ・斉藤早紀         ・池田庄平

                                           以上



■お知らせ
 
  2次審査以降の日程の一部が変更になりましたので、ご注意ください。
  修正版募集要項を以下からダウンロード可能です。

  ・募集要綱(修正版) URL http://jiakinki.web.fc2.com/pusan/youkou2.pdf



■1次審査結果(発表)

 7月17日に1次審査を実施し、その結果を公表します。
 1次審査の詳細は下記の通りです。

 ○審査日時及び場所:2010年7月17日 午後2:30〜6:00  東義大学校(釜山市所在)

 ○1次作品提出者数:264人 (韓國;243人, 日本:21人)

 ○1次審査通過者:125人 (韓國:110人, 日本:15人)

 ○1次審査委員:KIA釜山:林宰用(建築士事務所OCA 代表)
           JIA近畿:庄野利博 ((社)日本建築家協会近畿支部副支部長)  

 ※1次審査通過者リストはこちらからダウンロードできます。

                                           以上


(募集は終了しました)

(社)日本建築家協会近畿支部は、(社)韓国建築家協会釜山建築家会と昨年度より、相互交流のため共同事業を行っています。昨年度は、釜山での作品展示、デザイントークそして、京都で両国混成チームによるワークショップを行うなど、親交を深めています。

          

今年度は、上記3事業に加えて、表題のアイデアコンペを共同で企画しています。

 

釜山建築大展は、韓国建築家協会釜山建築会と釜山広域市の主催で毎年開催されており、今回で第26回目となる歴史のあるコンペです。受賞作品は、毎年数万人が参加する釜山建築祭で展示され、受賞は非常に名誉となる著名なコンペの1つです。毎年韓国全国の大学生と、建築家が参加し500人を超える応募があります。

 

審査委員は、一次および二次審査は、韓国建築家協会釜山建築会から選出される予定です。最終審査は、韓国建築家協会釜山建築会と日本建築家協会近畿支部の両組織から選出される予定です。

 

募集要項を御覧の上たくさんの方の応募をお待ちしています。

 

 

 

 

(社)日本建築家協会近畿支部 

支部長      吉羽逸郎

   国際委員長   庄野利博 


以下に募集要綱の詳細があります。同一のPDF版を下記URLからダウンロードできます。
また、ポスターもご用意しています。併せてご活用ください。
・募集要綱(修正版) URL http://jiakinki.web.fc2.com/pusan/youkou2.pdf
・ポスター URL 
 http://jiakinki.web.fc2.com/pusan/posuta.pdf

 

____________________________ 

  

2010釜山建築大展

参加募集要綱

 

1.開催趣旨

日本建築家協会近畿支部と韓国建築家協会釜山建築家会との建築文化の相互理解と増進とともに、両地域における学生及び若い建築家達の建築交流の活性化を図ることを目的とする。

 

2.応募資格

建築系学校の学生または、日本建築家協会の会員とする。

 

3.計画地

設計対象敷地の指定はなく、出展者の自由とする。

 

4.使用言語

図面表記はすべて英文で作成すること。

 

5.賞

−大賞:1点 

賞状及び副賞(釜山市長賞)

            −優秀賞:2点 

賞状及び副賞

(韓国建築家協会釜山建築家会長賞、日本建築家協会近畿支部長賞)

−特選:5点 

賞状及び副賞

−奨励賞:7点以内 

賞状及び副賞

−入選:多数 

賞状のみ

 

6.特典

−入賞者(奨励賞まで)には「海外建築ツアー」の機会を与える。

−3次審査への参加者には、関空と釜山間往復航空費用(1回のみ)の50%補助及び、1泊2日滞在の宿泊食事代を支援する。(関空までの交通費は各自負担)

−「2010釜山建築大展」作品集を贈呈する。

 

7.著作権

−出展作品の著作権は作品の出展者に帰属する。

−作品掲載または発表の権利は主催側(KIA釜山、JIA近畿)に帰属する。

 

8.郵送先及び問い合先

−郵送先:

 541-0051   大阪市中央区備後町2-5-8 綿業会館4階

(社)日本建築家協会近畿支部

TEL(06)6229-3371 FAX(06)6229-3374

EMAIL:  jia@bc.wakwak.com

 

 

9.日程及び審査スケジュールは下記参照 (※都合により変更する場合があります)



 

釜山建築大展スケジュール

区分

締切り

要領

参加登録受付

2010年5月28日

・近畿支部EMAIL受付: jia@bc.wakwak.com

 記載内容

参加希望、氏名、TEL、所属及びJIA会員番号 

・登録費:3,000円     

 登録締切日までに下記口座に登録費3,000円を振込ください。(当方から領収証は発行いたしません)
○釜山建築大展「登録料」振込先 
銀行名:三菱東京UFJ銀行 大阪営業部 
口 座:(普)1147965 
名 義:(社)日本建築家協会近畿支部

※登録締切日までにご入金なき場合は無効となりますのでご注意ください。

1次審査

1次作品受付

 

2010年7月9日

18:00必着

A3(420mm*297mm)2枚

・作品コンセプト中心に絵、写真、スケッチ、テキストなどで表現(作品概念図、基本図面、スタディ模型写真など含)

・図面のカラー、材質、表現方法などは自由とし、図面に出展者の認知できる表記など禁止

・作品収録のCD提出:300dpi以上JPGファイル

A3裏面に、氏名を記入、CDにも氏名を記入

・日本建築家協会近畿支部事務局まで郵送

1次審査

2010年7月16日

・非公開

1次審査発表

(入選作)

2010年7月20日

・釜山建築家会ホームページ及び、日本建築家協会近畿支部ホームページにて公開

http://www.kiabb.org

   http://www.jia.or.jp/kinki/

2次審査

2次登録

 

2010年7月21日〜

2010年7月30日

 

1次審査をパスした作品に限る

・近畿支部EMAIL受付: jia@bc.wakwak.com

・登録費:5,000円

 登録締切日までに下記口座に登録費5,000円を振込ください。(当方から領収証は発行いたしません)
○釜山建築大展「登録料」振込先 
銀行名:三菱東京UFJ銀行 大阪営業部 
口 座:(普)1147965 
名 義:(社)日本建築家協会近畿支部

※登録締切日までにご入金なき場合は無効となりますのでご注意ください。

2次作品受付

 

       13日
2010年9月21日

18:00必着

・提出は900mm*1200mmサイズ1枚に作品内容を表記し、図面筒などに入れ郵送

・作品収録のCD提出:300dpi以上JPGファイル

・作品出展者の顔写真(300dpi以上JPGファイル)

・模型のある作品は、900mm*600mmサイズに300dpi以上の4枚以下の模型写真(サイズは自由)を配置してファイルで提出

・作品説明書(英文):A4サイズ2枚以内(表紙別途、MS-WORDファイルで作成)

・日本建築家協会近畿支部事務局まで郵送

2次審査

       17日
2010年9月28日

・非公開

2次審査発表

(奨励賞以上)

       20日
2010年9月29日

・釜山建築家会ホームページ及び、日本建築家協会近畿支部ホームページにて公開

http://www.kiabb.org

http://www.jia.or.jp/kinki/

3次審査

3次公開プレゼンテーション

(特選賞以上)

及び審査

        3日
2010年10月2日

10:00〜
14:00〜

・公開プレゼンテーションは本人がPPTで発表

(日本語可)

・発表CDは事前提出(PPTファイルで作成)

・発表時間は一人当およそ10分

受賞作品授賞式

        3日
2010年10月2日

・釜山市社稷競技場

作品展示

2010年10月1日〜

2010年10月11日

・釜山市社稷競技場





 

テーマ:「SPACE+」

 

主題

“空間の美しさこそ建築が持つ意味そのものだ .....

沈黙というのは時空間の限界を超えた「空いている空間」であり、

空っぽに見えるが、しかし生命に対する潜在力で充満されている.....

意味に満ちた空間について考えてみよう。

あなたが環境を考えだすとき、それはあなたの考えによって可能となる。

建築家とは、まさにそこに存在している。”

----------------------------------- ルイス・カーン、「沈黙と光」中

 

同一性の空間から関係性(ネット)の空間へ

 

建築は空間的存在だ。

空間は建築の産物であり、建築が繰り広げられる概念の場だ。

          

 

近代建築は「空間、SPACE」という概念へ収斂され、絶対的な同一性の世界の中に自身を置かせる。

現代の建築は他者と疎通することによって、無限の関係の中で自身の姿を形成させる。

今、私たちは空間、SPACE+」の相対的な関係性の世界に興味を持つ。現代建築は空間の「+(連結,関係,関係ネット)」性を通じて新しい建築のありようを提示しようとする。

 

SPACE +」は建築的な可能性のある世界を意味している。

空間は物質的には均一な気塊「空間、空き間」以上になろうとする。

空間の物質性を超え空間の潜在性に注目しようとする。

SPACE +」はSPACEとは違った世界を開くことになり、SPACEを超越する。

 

空間は単一の空間のみで存在するのではなく、多様な空間が共存する。

ある社会の中でも空間は他の方式で多様な空間として存在する。

相対的な潜在性を内包する「 SPACE +」では、異質な空間が合わされたり、併置されたり、分離されたりする。

また自分自身を孤立させると同時に透過させる開放と閉鎖の体系でも作動することができる。

 

このような空間の相対的な潜在性より起因する非確定的なダイナミズムは人、自然、都市、事、跡、記憶、欲望などを相互に融合し、生成進化させ新しい建築を生み出すのだ。

新しい建築は「 SPACE +」を生成させる。

このような空間の相対的な関係性に立った建築を「SPACE +」と定義する。

 

新しい建築を渇望しているあなたの熱い情熱を注ぎ、この瞬間、この場所より「SPACE +」を生成させることができる建築を提案して欲しい。

あなたの「 SPACE +」が世の中と新しい関係を結びながら創出されることを期待する。

 

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